2004年市西野球部回想録
3 月
日  程  勝 敗 市西-相手校 対 戦 相 手  
3月18日 6 - 8 関西学院高等部
福井-石田
2004年度の初戦、冬トレの成果が出て打撃は好調。
特に星川のパフォーマンスが劇的に向上しました。しかし、エラーも続出。
守備に課題が残る開幕となりました。
3月30日 7 - 0 県立隠岐
今岡、渡辺、福井、上村-石田
城之園のヒットで先制点後、相手のエラーもあり7得点。
悠久の夢 海越えて・・・雨の中3度目の正直!!
過去2戦の引き分けを乗り越えての初勝利となる。
4 月
4月 3日 12 - 13 甲南(公式)
福井、上村、渡辺、-石田
シード権獲得をかけて万全の仕上がりで臨んだ一戦!!
上村、石田、星川などのヒットで11点リードするが結果は、まさかの逆転負け。57回生チームのターニングポイントの試合となりました。
ここから「捲土重来」を合言葉に夏への挑戦が始まったわけです。
4月10日 5 - 6 県立岡山城東
上村-石田
7回相手エラー内藤ヒット、矢木原スクイズで同点に追いつき
8回森のヒットで逆転しました。甲子園出場チームの胸を借り、
春季大会の負けを忘れさせて頂けました。
試合結果はサヨナラ負けでしたが充実感にあふれ爽やかな
気持ちで西宮に戻りましたね。
4月20日 5 - 3 三田学園
福井-石田
大江が3安打、城之園、石田のヒットで三田学園に勝つ。
郷野が積極的に3盗を試みましたがアウト。しかし、結果的に走る楽しみを
理解し、”走り屋”としての自信が沸いてきた試合でした。
5 月
5月2日 6 - 3 市立尼崎 
福井-星川、石田
市尼にも勝利。1年生が活躍!仲が最終回に満塁より走者一掃の3ベースを打ち逆転しました。中川の好守も光りました。
※オープン戦の目標は、4連勝でしたが何故か3連勝しかできませんでした。
5月15日 2 - 2 県立伊丹北
福井-石田
伊丹北の小林と福井の投手戦!で引き分け。
ロースコアの見応えのあるゲームでしたね

毎シーズンホームランを打たれ敗れていましたが、チームが力を付けたことを証明する試合となりました。
6 月
6月15日 2 - 7 神港学園
上村、渡辺、福井-石田、星川(8回時間切れ)
森のヒットと相手エラーの2点しか取れず負けました。
点差は5点でしたが、神港学園相手に福井が後半無得点に押さえ
手ごたえを感じました。
6月19日 4 - 2 県立和歌山
上村、福井-石田
内藤、四元の活躍により4点を取り勝利!!
「監督が入院するまでに100安打を達成します」という公約どおり見事、星川が100安打を達成。
試合終了後長嶋ジャパンのTシャツをプレゼントしました。
7 月
7月5日 9 - 1 尼崎産業
上村、今岡-石田(5回コールド)
2回矢木原、城之園、石田、上村、内藤らのヒットで一挙に7点。
4回上村、浅尾のスクイズで2点をあげコールド勝ち。
チームは調子をあげ選手権へ・・・
7月14日 11 - 3 相生産業 (公式)
福井、渡辺、上村-石田
雨にたたられ2度も春日球場へ!前半持ちこたえながら後半一気に離す。
福井が7回ワンアウト満塁のピンチをしのいだのが大きかったです。カウント2-3から三振をとりチェンジいいリズムで8回矢木原、城之園、上村、関口、森らのヒットなどで一挙に5点を取り試合を決めました。この試合ケガから復帰した杉尾も出場。野球ができる喜びをかみしめていました。
7月17日 7 - 2 加古川西(公式)
上村-石田
応援もノックもすべて相手が上と感じていましたが先発、上村が良く投げてくれました。(完投)打線が序盤に森、内藤のヒットで2点上村、石田、星川、内藤、大江のヒットで一気に5得点し逃げ切りました。
星川・内藤が3年生の意地を見せてくれた一戦でした。
7月19日 4 - 3 西宮今津(公式)
福井、上村-石田
福井が先発で好投してくれました。
2-3で迎えた最終回、中川が四球で出塁し、大江の時バントかヒッティングか本人に任せたところ、みごとフルスイングでレフト前ヒットを打ってくれました。ワンアウト後死球で満塁、4番上村のタイムリーで大江がホームに帰りサヨナラ勝ちの一戦でした。
応援席も選手たちも劇的な幕切れに涙、涙・・・でしたね。
7月22日 4 - 12 報徳学園(公式)
上村、福井-石田
尼記念3塁側スタンドが応援の方々でで満員になり感動しました。
初回エンドランに対し森の好守がありましたが判定はセーフ・・・
一気に8点を先行されました。
3回大江、矢木原、城之園、上村の4連打で4点を返し市西の意地を見せてくれましたが7回でコールド負け。矢木原2安打と守備がひかりました。
3年生岩見が意地の三遊間ヒットを放ちました!!
※振り返ってみれば、春に逆転負けしたことが生かされ成長したチームでした。4連勝を目標に
がんばったが4回戦の壁は破れなかった。
7月29日 5 - 6 尼崎産業
上村、今岡、中野、福井-石田
上村新チーム初2ランホームランなどで5点をとるが逆転負け。
58回生の新チームの初戦は負けスタートでした。
8 月
8月2日 5 - 12 平安高校
福井、上村、今岡-石田
福井好投ながらエラーにより初回から流れが平安に、
相手のエラーや犠牲フライなどで4点、8回には伊藤のヒットで5点目をとるが甲子園出場校の実力を見せつけられました。
8月11日 2 - 11 智弁学園
上村、福井-吉村
相手の4番打者に5打数5安打される。
市西は、WPによる1点と矢木原3ベースから城之園内野安打の2点のみ。またまた甲子園出場校の実力の前にチームは自信をなくし、投手のコントロールの整備が必要と感じた試合でした。
8月16日 4 - 12 神村学園
センバツ出場を確定している神村学園との試合。
エース野上投手から得点しましたが、毎回点を取られてしまい、

投手陣に危機感が募りました。公式戦に向けて気合いを入れる。
※実力校との対戦で実力をつけ秋季大会の予選に臨む。目標県は大会出場です。
8月20日 10 - 0 県立芦屋(公式)
福井-吉村
4回上村の2ランなど打線がヒットを重ねて10得点。
県芦屋に快勝しました。
福井は完投!四元が気迫のヘッドスライディングでコールド゙勝ち

守りの要、石田をケガで欠きましたが吉村が見事に代役を果たしてくれました。5回に代打で登場の竹村は1-3から積極的に打ちましたがショートゴロに倒れました。
8月25日 5 - 3 県立西宮東(公式)
上村、福井-石田
中川、矢木原のヒットなどで初回に4点、4回には城之園のヒットで5点を
取るが、後半相手投手のゆるい球に打線が合わず課題が残った。
3年連続・県大会出場決定となった一戦でした。

何とか石田が間に合い絶妙のリードで投手を盛り立ててくれました。
8月27日 1 - 5 甲南高校(公式)
今岡、福井、上村-石田
仲のヒットの1点のみ。相手投手を最後まで打てずに完敗。
ひとつひとつアウトカウントを増やしていくという基本を守れず失点を増やした結果、秋季大会1位通過という目標を逃がしてしまいました。
ピンチの時は冷静な判断が必要!困ったとき原理原則に戻るということをあらためて確認できた大会でした。
9 月
9月5日 2 - 1 県立伊丹北
福井-石田
初回、相手エラーで先制。4回1点を取られましたが、最終回代打の仲が
勝ち越し安打を打ち伊丹北に勝利することができました。
この試合で投手の整備ができました。
伊丹北から久々の勝利に父母の会・OBの方も「喉のつかえが取れた」とご満悦でしたね。
9月11日 0 - 6 県立社
福井-石田
城之園、上村、石田のヒット3本のみでしたが、押し気味の試合ができたと思います。甲子園出場校の胸をかり、チームの実力アップを確信した一戦でした。
9月19日 3 - 2 県立松陽(公式)
福井-石田
雨で日程が流れ姫路球場から高砂球場に変更になりました。
初回、森フォアボール、矢木原ヒット、城之園フォアボールで満塁とし
上村のタイムリーによる先制打でチームが落ち着きましたね。
ライト吉村の再三の好プレーによりピンチをしのぎました。
県大会初戦としてはよい試合ができたと思います。
9月20日 3 - 5 県立姫路工業
福井-石田
雨による日程変更のため2日間の連戦となりました。
試合は最高の立ち上がりを見せましたが惜しくも逆転負けでした。
後半におしい場面がありましたが今一歩及ばず守備に課題が残りました。しかし、上位の背中が見える負け方をしたと思っています。
10 月
10月9日・31日 県立長田戦は雨で2度も流れました。(今シーズン3度目)
※バントを使わず戦い負けても1点差、Aチームは負けなしで乗り切る。筋トレと打撃の強化を図る。
11 月
11月3日 2 - 3 府立春日丘
上村-石田
Aチームは、善戦しましたが、あと1本が出ずに負けました。
石田と仲のヒット2点のみで、打撃に課題ありですね。

毎シーズンお世話になり、死闘を繰り広げていますが来シーズンは
負けません!
11月20日 7 - 6 県立西宮北(公立大会)
今岡、中野-石田
公立大会に初優勝!
上村が5打数4安打と大活躍。最終回も上村のヒットでサヨナラ勝ち。
西宮市内の公立の頂点に立つことができました。
今後の課題は、打撃の強化と基本に忠実なプレーを徹底することです。
11月21日 3 - 4 県立三田西陵
今岡-吉村、石田
橋本、寺本らの安打で3点を取るが、9回2アウト満塁から逆転出来ず・・・
最後は、サヨナラ負けで今シーズンを終えました。
今岡の”闘球”で相手に追加点を与えなかったが最後に力尽きましたね。
しかし、成長の跡が見えた一戦でした。
※来シーズンに向けて 投手は、スピードアップ&コントロール、打撃は、フライとゴロの打ち分け
が課題でしょう。新チームは、春のシード権を取ることを目標にしています。そのためには、オフシーズンの取り組みが大切と考えています。
2004年は、近畿大会に出場できなかったことが残念でしたが確実に上位が狙えるチームとして来シーズンが楽しみです。
皆様のご声援よろしくお願い申し上げます。
*作成*やぎ
*コメント提供*徳山学(監督)・澤井真一(OB)
*画像提供*植田・吉村