１．嶺路(みねじ)はるけき六甲(むこ)の山(やま)　洋々(ようよう)乎(こ)たりちぬの浦(うら)

摂南(せつなん)の野(の)の一角(いっかく)に　いま雄(ゆう)渾(こん)の気(き)は湧(わ)きて

征(ゆ)かんとするか若(わか)き僚友(とも)

２．その力(ちから)ある双肩(そうけん)に　学徒(がくと)われらの信望(しんぼう)を

にないて行(ゆ)くか若(わか)き友(とも)　ずしの一(いっ)擲(てき)いまこヽに

雌伏(しふく)の夢(ゆめ)を破(やぶ)れかし

３．見(み)よひるがえるその校旗(はた)を　聞(き)けこの歌(うた)を若(わか)き友(とも)

固(かた)き盟約(ちかい)を胸(むね)に秘(ひ)め　空(そら)ゆく風(かぜ)と雲(くも)のごと

雄図(ゆうと)を開(ひら)けひたすらに