平成16年7月25日
柏球会新会長挨拶


柏球会新会長 田谷 文雄

 去る、7月3日の柏球会総会に於きまして、「吉田 賢次 会長」から受け継ぎました「17回生卒業の田谷」で御座います。
 未熟ではありますが、若返りを図り、若い会員との繋がりを密にして柏球会を益々充実し、会員を増やしていくためにも、大役をお受け致しました。
 役員の皆様をはじめ、市西野球部OBの皆様と一緒に、この柏球会を盛り立てて、一人でも多くの方に、参加頂ける様ご協力、ご支援をお願い致します。

 第86回全国高校野球選手権大会兵庫県大会では、我が市西は、1回戦:相生産業戦・2回戦:加古川西戦・3回戦:西宮今津戦と勝ち進み、14年振りの4回戦まで駒を進め、念願の報徳学園と対戦(7月22日)12対4で惜しくも敗退致しましたが立派でした。その前の西宮今津戦の3対2で負けていて、9回裏のサヨナラ劇は、本当に興奮致しました。よく頑張って頂きました。ご苦労様でした。
 3年生(57回生)は、この大会で最後となりますが、1・2年生はこれから、選抜に向けて頑張って、兵庫県3位までに入って、近畿大会出場を狙って下さい。
 今から、猛練習を一丸となって行えば、2年生が主力で4回戦まで行けたので夢ではないと思います。

 私達17回生も、殆ど主力が1年生で、夏の大会4回戦まで行きました。夏休みに猛練習を行い、秋の県予選で準優勝、近畿大会に出場し、ベスト4で昭和38年の選抜に出場致しました(1回戦で小倉工業に3対6敗退)。それから、全員が自信を持ち出し、夏の選手権大会出場(1回戦で静岡高校に1対4敗退)。翌年の、昭和39年の選抜にも出場(1回戦で甲府工業3対2延長13回初勝利・2回戦で高知県安芸高校7対1で勝利・準決勝で尾道商業6対2で敗退)、昭和39年は東京オリンピックがあった為、国体予選が5月に開催され、兵庫県予選で優勝し、近畿大会準決勝において、平安高校3対1で勝利・決勝戦で滋賀県八幡商業8対1で勝利、優勝して新潟国体に出場(1回戦で高松商業0対1敗退)。
 猛練習とラッキーと皆様の温かい応援がありましたので、出場できたと感謝しております。しかし、3年生の夏の大会では、驕ったわけではないのですが、4回戦で鳴尾高校に0対1で敗退致しました。

 少し、長々と書きましたが、今年の2年生の状況が、私たちの時とよく似ていますので、今から頑張れば、やれない事は無いと、選手の皆さんに申し伝えて頑張って頂きたいと思います。

 徳山監督・矢野部長・大角コーチの指導される事を「よく聞き、実行すれば出来る。絶対、選抜に出る」という、強い気持ちでぶつかっていって下さい。

 我々、柏球会と父母会とも一致団結して、選手達をバックアップ出来るよう、頑張る所存でございます。市西野球部OBの皆様のご協力・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。